今日もジエノゲスト

子宮内膜症とチョコレート嚢胞の症状や治療について。40代主婦の日々の記録。

新しい病院、手術についての思い

紹介状をもらって数日後、仕事を途中で抜けて、紹介先の病院に行ってきました。

 

予約の方が優先なので、早く行っても仕方ないと思い10時30分くらいに受付をしました。

 待合室にはまだ20人くらいの方が待っています。そして案の定全く順番が進みません。

 

まぁ、いいけどね。待つのは覚悟してきたし。

それより診察してもらうことが大事だもの。

 

なーんて思っているうちに

12時になり、13時になり、14時になり、、、、、

空腹も過ぎ去った14時30分頃にようやく順番がまわってきました。

 

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自動で動く内診台にびっくり

さて、新しい先生と初対面です。

時間が時間ですのでちょっと疲れがみえますが、比較的お若く、仕事もバリバリこなしそうな感じです。

資料を見て、ちょっとお話して、

じゃあ見せてください。

と内診室へ。

 

内診台に座って、「準備できました」と伝えると

ウィーンウィーン という音とともに内診台が動きだし向きと角度を変えていきます。

なんだこれは!!!ホーンテッドマンション以来の衝撃!(古

 

今時はこんな全自動内診台なんですね。びっくりしました。

お股も勝手に開かれちゃうし。

 

で、先生登場。

 

「はい、機械入れますよー」

 

「ハイ」

 

「あー、これ痛いやつだ。癒着ひどいですね、手術する気満々ですか?」

 

とか言いながら

目にも止まらぬ早業でサイズを計ったりして、内診が終わってしまいました。

 (「満々」て 笑)

 

なんか内診上手だった気が。

違和感がとても少なかったです。

 

そして、気になる大きさは、

左側卵巣は計り方によっては7cm、でも平均は5cmくらい、とのこと。

 

あれ、じゃあ元々そんなに大きくなってなかったのかな?

ともかくこの1か月で大きくなっていないなら一安心。

 

また、前の病院では「右の卵巣嚢腫は水でしょう」と言われていたんですが、今日は「両方、チョコレート嚢胞です」とのことでした。 

 

手術について

私の気持ちとしては、手術は出来るなら避けたい。

それは、身体に傷をつけることへ抵抗があるのと

更年期障害が早まることへの不安、

また、摘出したあとの喪失感が怖いというのもありますが、

一番は子供を産まないまま生殖器を摘出するうしろめたさなのだと思います。

 

私達夫婦は子供を持たない選択をしました。

ですので現在子供はいません。

そして今、40代も後半になり、もう妊娠を考えることもありません。

 

でも、その選択をしたため、

自分の身体に対してのうしろめたさや、寂しさ、

私がいつか子供を産むことを期待していた肉親に対して申し訳ないと思う気持ちは

いつもどこかにあって消えることはありません。

後悔している、というのとはちょっと違いますが…

 

また、それを周囲に知られてしまった際に

陰で、いえ、もしかしたら時には面と向かって

何か言われることを思うと、とても怖いです。

 

気にしなければいい、のかもしれません。

もう数年も待てば自然に閉経するような年齢で

こんなことを考えるのは自分でもばからしい事だと思います。

でも、出来れば閉経まで痛みどめでやり過ごして、それで終わりにしたい、と思っていました。

 

ただ、色々調べてみると、

40代以降のチョコレート嚢胞のガン化傾向がとても高いということ、

また閉経してもチョコレート嚢胞が自然となくなることはなく、そのままにしておくとますますガン化率が高くなるらしい、ということが分かってきました。

 

私達夫婦はある目標を持って都会から地方に移住してきました。

移住してもう随分と経ちますが、ようやくその目標に手が届くところまできたのです。

これからますます頑張らねばというタイミングで、ガンになるかもしれないというのは、ちょっと困ります…

 

チョコレート嚢胞について調べていくうちに、

手術を受けることを前向きに考えようと思うようになりました。

 

病院の方針

先生には、

「手術は本当は避けたい。ただ、ガン化が不安なので悩んでいる。」

ということをお話しました。

 

先生は、

「悪性でなさそうなら、閉経前に卵巣摘出するより、閉経の年齢になってから手術する方針で進めている。40代以降のチョコレート嚢胞のガン化傾向は高いので、最終的に摘出はしたほうが良いでしょう。癒着がひどいので、出血の多い手術になるでしょう。」

と言う事でした。

 

これを聞いてとても安堵しました。(最後の部分は不安ですが)

今すぐ手術しなくてもいいんだ、と。

閉経してからの手術ならば、思うことも感じることも、今とは随分違っていることでしょう。

 

とりあえずこれ以上病巣を大きくしないためにホルモン治療を始めるとのことで、ジェノゲストが処方されることになりました。

 

www.patient.tokyo

 

他のホルモン治療に比べて、副作用は弱めとのことです。

まずは1ヶ月飲んでみることになりました。

 

 忙しすぎる?

手術のついての方針も安心したし、なんだか仕事も出来そうな先生なのですが、一つ気になるのは、この病院があまりに混んでいること。

一人一人をじっくり診察する時間は多分なく、お話もぱっぱっと済まされてしまう感じです。

ジェノゲストの副作用についても、不正出血以外には特に説明はありませんでした。

 

今後様子をみながら、この病院で良いかどうか考えていきたいと思います。

 

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